はじめに
SEO対策とは「Google検索に好まれるように、自分のWebサイトを書き換えて、たくさん人に見てもらうための施策」を指します。つまり検索の上位に自分のWebサイトを持ってくるための工夫のことです。
SEOは「内部対策と外部対策」に分けることができます。
- 内部対策
→自分のWebサイトをGoogleに出来るだけ好まれるように書き換えること。 - 外部対策
→よそのWebサイトから自分のWebサイトにリンクを張る。
これは「よそのHPからリンクされるものは良いサイト」という考え方がGoogleにあるためです。
ここでは主に「内部対策」についてご紹介します。
キーワードの選定
まずは検索上位を目指すキーワードを決めます。
- よく閲覧されているようだけれど、販売につながらない
- 検索されないキーワードでSEOを行っている。
ような言葉でSEOを狙っても、成果を生むことができません。
当社はWebサイト制作が主業務ですが、おいしいリンゴについてページを作っても、Web制作もリンゴも売れません。
極端な例を挙げましたが、明らかにキーワード選定を間違えています。
また「ホームページ制作」というキーワードでは、競合が多すぎて自社サイトを検索上位に持ってくるのは至難の業です。
そこで「一関 + ホームページ制作」などと地名をつけ、やや細かい層に閲覧されるようにする工夫が必要です。
このように
- 販売につながらないキーワード
- 競合が強すぎたり、多すぎるキーワード
- 細かすぎて検索されないキーワード
でSEO対策を行っても、成果を生むことは難しいと考えます。
ただ、本業に関係の薄い記事であっても、PV数を稼ぐことができますので、デメリットにはなりづらいです。
関連キーワードで競合を減らす
キーワードは「メイン+関連キーワード」のセットで考えると良いです。
人が検索するときは、複数の単語を入力することが多いのと、組み合わせによって競争相手が減るために、検索上位が容易になります。
主な関連キーワードは「地名・特徴・付加価値」などが良いと思います。
当社で言うと
- 一関 HP制作 歯科医院
- 一関 Web制作 集客
などです。
あまりに細かすぎるとピンポイント過ぎて「そもそもその言葉で検索する人がいない」状態になってしまうので、注意が必要です。
SEOに強くなるページの作り方
キーワードの選定のあとは、Webページの制作です。ブログの投稿でも大丈夫です。
Google検索に好まれる作り方が存在しますので、いくつかご紹介します。
- Webページ(ブログ記事でもOK)は1テーマで1ページ作る
- ファイル名(URL)は、テーマに基づいて作る
- 検索されたい言葉をタイトルに含める
- タイトルはなるべく30文字前後にまとめる
- タイトル中には、スペースや句読点は入れない
- スニペットはページ内の文章のコピペでなく、オリジナルのものにする
「1テーマ1ページ」の原則を守る
このページは「SEOの内部対策」に特化した内容ですが、このように「1ページ1テーマ」から外れないように記事を書きます。
ほか、当社の例でいえば
・SEO対策について
・デザインの作り方について
という内容を紹介したいのであれば、2つのテーマを同一ページに書くのではなく、それぞれ独立したページとして作成します。
1つのテーマが1つのページにまとまることで内容の専門性が高まり、Googleが内容を認識しやすくなるためです。
文字数は2,000文字以上が良いとされてはいますが、500文字程度であっても上位表示は可能です。
競合の少ないテーマを狙う
「Web制作」という領域ではライバルページが多すぎて、検索上位を実現するのは困難です。
そのため当社では「一関市」などの地域キーワードを足して、ある程度の需要が見込めて競合の少ないテーマでの上位表示を狙っています。
テーマに基づいたURLをつける
例えばこのページのURLは「seo-internal」にしていますが、まさにページの内容を示したURLです。
できるだけ理解しやすく短くすることが好ましいです。
当社ではページ名は英単語に即して命名しています。「SEO 内部対策 英語」で検索すると、Googleが翻訳してくれるので、その単語を用いています。
Wordpressでブログを書く場合も、「パーマリンク設定」の項目でURLをシンプルにするようにしましょう。
初期の状態では、単純な数字がURLになってしまうので、SEO的に不利になる可能性があるので、もったいないです。
パーマリンク設定は、WPを設置した直後に行うことが望ましいです。
あとから設定変更はできますが、検索エンジンにすでにインデックスされてしまっていたり、混乱を招いてしまうためおすすめできません。
URLは、間違っても通し番号などにしてはいけません。
タイトルの考え方
ここで言うタイトルとは、「タイトルタグ<title>〜</title>」に含まれる文字列のことを指します。
検索結果の一覧に反映される文言ですので、ユーザーへ訴求力がつよい言葉を選ぶ必要があります。
必ず「検索されたい言葉」を入れるようにしましょう。
SEOに効果的なタイトルの付け方
- 上位表示させたいキーワードを含める(商品名と、一関などの地名)
- 文字数は30文字前後以内に
- 句読点やスペースは不要
- 自サイト内で重複がないようにする
タイトルの付け方
SEO対策なら当社にお任せください
↓
一関のSEO対策ならベルキーファ
「一関 SEO対策」で狙うなら、両方の言葉を入れましょう。
「SEO対策 一関」なら、できるだけその順序でタイトルを付けたほうがよいです。
ホームページ制作・Web集客・SEO対策なら一関のベルキーファ
↑これだとキーワードを盛り込み過ぎており、テーマも分散していますので、最小限にしましょう。
すべてホームページ制作に関連する言葉なので、あれもこれもと入れるのではなく、「SEOならSEOのページ」というふうに、1ページ1テーマのようにすると良いです。
同じ意味を指す言葉が複数ある場合はどうする?
- Web制作
- ホームページ制作
- HP制作
上の3つの言葉は、おおまかに「同じ意味を指す言葉」です。
1つの言葉でのSEOを高めれば、他の2つの言葉での検索順位も自ずと高まる傾向にあります。
一関のSEO? 一関市のSEO?
「一関」か「一関市」も同様です。
「Web制作 一関」で検索する人は、「ホームページ制作 一関市」の内容のWebページであっても、需要は満たしています。
「検索意図」が一致していれば、言葉の揺れはある程度カバーすることができます。
当社の場合は「ホームページ制作」という言葉が一般化されていると考えていますので、その言葉での検索上位を目指しています。
タイトルはなるべく短くまとめる
当社で検証・実験したわけではなく、書籍から得た情報ではありますが、タイトルタグが短いほうが上位表示されやすくなるそうです。
目安としては30文字以内です。
余計な言葉が含まれておらず、端的に示したほうが、検索エンジンにもユーザーにも認識されやすいということでしょう。
また、長すぎるタイトルの場合は、検索結果の画面で途中から省略されてしまうことも影響していると思います。
あれもこれも全部伝えたい、といろんなキーワードを入れすぎないようにしましょう。
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