SEOに大切な「Googleガイドライン」には何が書かれている?

Webサイトを持っていたら、目当てのキーワードで検索上位にくるようにしたいと思うのは当然のことです。さまざまなテクニックを駆使する必要がありますが、根本的には「Googleが公表しているガイドライン」を理解しておく必要があります。

Google検索に関するドキュメント(旧名:ガイドライン)
https://developers.google.com/search/docs?hl=ja

何が書いてある?

Googleの検索順位はさまざまな指標によって決定されますが、その評価基準に合わせて作るための方法や、ペナルティを受けないようにする注意点などをまとめたものです。

SEOの基本は、Google検索エンジンのガイドラインに沿ったサイトを作ること。ガイドラインから外れたサイトを作ってしまうと、検索エンジンからペナルティを受け、検索順位が大幅に下がってしまうこともあります。
当社ではかならず、Googleが公開しているサイト制作ガイドラインに照らし合わせた制作をおこなっています。

上記にあるうち、とくに重要な点を紹介します。

Googleが各ページを検出できるようにする

・XML形式サイトマップファイルの設置
・サイト上のすべてのページが、別ページから辿れること
・Googleにページのクロール(巡回)をリクエストする

Googleがページを理解できるような作りにする

・豊富な情報量、ユーザに役立つサイトを作成し、内容をわかりやすく正確に記述する
(h1,h2などの見出しタグ、pやarticleなどの本文タグを適切に使用する)
・ユーザがあなたのサイトを検索するときに、入力する可能性の高いキーワードをサイト内に含めるようにする。
・Titleタグと画像のalt属性の説明を正確端的に記述する。
・統一したテーマに基づいた内容にする(雑多にしない)
・画像は「検索に画像が表示されるようにするおすすめの方法」に基づいて作成する。
https://support.google.com/websearch/answer/175288?hl=ja
・動画は「動画の SEO ベスト プラクティス」に基づいて作成する。
https://developers.google.com/search/docs/appearance/video?hl=ja

品質に関して

「品質」とは、検索結果から除外される可能性がある不適切な内容、避けなければならない事項について紹介があります。

・検索エンジンではなく、ユーザの利便性を最優先にページを制作する
(過度にSEO対策しない)
・検索エンジンで順位を挙げるための不正行為をしない。
不正行為とは、隠しテキストや隠しリンク、文章の複製(他サイトからコピペしたもの)など。

・ユーザに不利益な行為をしない
悪意のある動作を起こすプログラムを仕込んでいるなど。(コンピュータウィルスや違法請求のような仕組み)

まとめ

Google検索で上位を勝ち取るには、Googleに高い評価をされなければなりません。
検索順位を決める具体的な要因は公開されていないのですが、「Googleガイドライン」を見ればある程度の対策を立てることができます。

もちろんガイドラインのすべてを考慮する必要はなく、上記の重要ポイントを意識しながら制作することで、Google検索にも閲覧者にもやさしい「わかりやすいWebサイト」を作ることができます。