「ホームページを作りたいけれど、業者さんに丸投げでいいの？」
「そもそも、どんなことを伝えればいいかも分からない」
そんな不安を感じている方は少なくありません。
でも、事前にちょっとした準備をしておくだけで、打ち合わせがスムーズになり、より伝わるホームページが作れます。
今回は、業者に依頼する前にやっておきたい準備についてお伝えします。
まず、「誰に向けたホームページか」を考える
最初に整理したいのは、「誰に向けて情報を発信したいか」です。
これは、ホームページの構成や文章の方向性を決めるうえで非常に重要です。
たとえば、
- 新規のお客様を増やしたい
- リピーター向けの情報発信がしたい
- 採用希望者に会社の雰囲気を伝えたい
といったように、目的によってページの作り方は変わります。
「できるだけ多くの人に」よりも、「誰に届けたいか」を絞るほうが、結果として“伝わるページ”になります。
会社やサービスの「中身」を自分の言葉で整理してみる
業者が一番困るのは、「何をしている会社か分からない」という状態です。
ですので、以下のような情報を、箇条書きでも構わないので整理しておくと、とても助かります。
- どんな商品・サービスを提供しているのか
- 料金やプランはあるか
- 他社との違いや、自分たちのこだわり
- よくある質問やお客様からの声
また、士業や医師などの専門職の方は、難しい表現ではなく、お客様に伝えるつもりで「自分の言葉」で書いてみることをおすすめします。
これが、ホームページの“軸”になる文章になっていきます。
写真や資料があれば準備しておく
ホームページには、視覚的な情報も欠かせません。
実際の写真や資料をあらかじめ用意しておくことで、よりイメージに合ったデザインを提案してもらいやすくなります。
準備しておきたいものとしては、
- 会社やお店、作業中の様子などの写真
- ロゴやチラシ、会社案内パンフレットなど
- 実績紹介に使える画像やデータ
- SNSを運用している場合は、そのURL
もちろん、すべて揃っていなくても大丈夫ですが、「伝える材料」は多いほど、伝わりやすくなります。
「好きなホームページ」を1つでも見つけておく
言葉で「シンプルに」「スタイリッシュに」と伝えても、実際にイメージが一致しないことがあります。
そこでおすすめなのが、「こんな雰囲気にしたい」という他社のホームページを見せること。
気になる業種でなくても構いません。
色づかい、レイアウト、写真の雰囲気など、参考になるものを1〜2サイト探しておくと、業者との意思疎通がスムーズになります。
まとめ
ホームページ制作を業者に依頼する際に準備しておくべきことは、決して難しくありません。
「誰に伝えたいのか」「自分たちが何をしているのか」を、自分の言葉で整理してみること。
あとは、写真や参考サイトなどの“伝える材料”が少しでもあると、制作がよりスムーズになります。
当社では、こうした準備が整っていない状態でも、一緒に整理しながら進めていくスタイルをとっています。
「何から手をつければいいのか分からない」という方こそ、お気軽にご相談くださいね。
あなたの“伝えたい想い”を形にするお手伝いをいたします。
