「ウチのお客さんはネットよりも口コミが多いから、ホームページなんて見られてないかも」
そんな風に思っていませんか?
たしかに地方や小さな町では、口コミや紹介が強い傾向があります。
でも実は、その“口コミ”の次に見られているのが、ホームページなんです。
この記事では、地域の人に届くホームページとはどんなものか、具体的なポイントをご紹介します。
まず「地元の人にとって分かりやすい」ことが第一
都会的なデザインや横文字を並べたページよりも、「自分たちの暮らしや言葉」に近い表現の方が伝わります。
たとえば、
- 具体的な地名を出す(例:一関市、平泉町など)
- 「地域密着」「地元の皆さまと」といった言葉を自然に入れる
- 地元の風景や店舗の写真を使う
“身近さ”を感じてもらうことが信頼感につながります。
特に年配のお客様も多い地域では、「見たことある景色」「知ってる場所」の写真があるだけで、安心感が大きく変わるのです。
検索対策にも“地域ワード”が有効
Googleなどの検索では、「地名+サービス内容」で検索する人がほとんどです。
たとえば「一関 接骨院」「平泉 外壁塗装」「花泉 学習塾」など。
ですから、ホームページの中に地域名をしっかり入れることはとても重要です。
ブログ記事の中でも、
- 「◯◯町のお客様からのご依頼で…」
- 「一関市内の〇〇で施工しました」
- 「平泉町から通っていただいているお客様の声」
など、具体的な地名を自然な形で含めるだけで、検索されやすさが変わってきます。
これはGoogle検索で自分のHPがなるべく上に来る施策(SEO)にも直結する、大切なポイントです。
スタッフや人柄が見えることで安心につながる
地元のお客様は「どんな人がやっているのか」をとても気にします。
だからこそ、スタッフ紹介や代表者の想いを、自分の言葉で書くことが効果的です。
- 笑顔の写真
- 地元で育ったことや、地域との関わり
- どうしてこの仕事をやっているのかという背景
こうした情報があることで、初対面でも「信頼できそう」と感じてもらえます。
実際、ブログなどで想いを綴っていたら、「読んでから電話しました」と言われた、という事例も多いです。
SNSと連携することで“見つかる窓口”を増やす
今や、SNSを活用している地元の人も増えています。
だからこそ、SNS(InstagramやLINEなど)とホームページをつないでおくことも効果的です。
たとえば、
- SNSでイベント情報を流す
- ホームページにSNSのリンクを設置
- SNSを見た人が、さらに詳しい情報をホームページで確認できるようにする
この流れがあることで、「認知→信頼→行動(問い合わせ・来店)」の導線が強化されます。
SNSでの発信はフランクに、ホームページはしっかりと。
この「使い分け」が、地域の人に届けるカギになります。
まとめ
地元のお客様に届くホームページとは、“誰にでも分かる言葉と表現”で、地域に根ざした情報を発信しているページです。
かっこよさや業界っぽさではなく、親しみ・信頼・わかりやすさが大切。
特に地方では、まだまだ検索競争も激しくありません。
今のうちにしっかりと地域に向けたページを作り、コツコツと情報発信を続けることで、数年後に大きな差となって表れてきます。
当社では、地域密着型の事業者さま向けに、どんな情報をどう表現すれば伝わるかを一緒に考えながらホームページ制作を行っています。
「うちの場合はどうだろう?」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。


