今のうちにHP制作しておくべき理由と得られるメリット

はじめに

当社は本社が東京にありますが、なぜ一関で営業を開始したのか、それは「ホームページに注力している企業が少なく、つまりHP制作業者もそれほど多くない、ならば自分で開拓しよう」と思ったからです。

一関に限らず地方はまだ、HPよりも紙媒体や口コミが強く、ネット広告の効果が低いような印象です。
(データが有るわけではありません。私達の肌感です。)

つまり、Web上での広告競争が過熱しておらず、今のうちにHPを立ち上げておくことで、競合企業より一歩先を歩くことが出来ると思います。

早めのHP対策が有利になる具体的な理由をご説明します。

日々のHP運用で、ページ情報量の蓄積ができる

端的にいうと、HPの価値は「情報量」から生まれます。
ページが多ければ多いほど、人から検索される回数が増え、有益な情報であるほど「支持」を得られます。(閲覧者からの支持と、次に書くSEOでの支持)

HP立ち上げ初日で「価値ある100ページを公開」というのは難しいため、月に1ページでも新しい情報を公開することが大切です。
一朝一夕では成されず、まさに「継続は力なり」の考え方です。

SEO対策で有利になる

SEO対策とは「検索結果の画面で、自社HPをできるだけ上位に表示させる」取り組みを指します。
検索の1ページめ(10番以内)に入れるかどうかが目安です。
検索の順位はGoogleのシステムが決定しており、自らコントロールしづらい仕組みになっています。

HPは検索されて閲覧されて初めて広告的な役割を果たすものです。
つまり、検索の1ページめに自社ホームページがくると、それだけ閲覧する回数が増えます。

検索の上位にされるHPの特徴として

  • ページ数、1ページあたりの文字数が多い
  • 検索から、よくクリックされるHPである
  • HPに訪れた人が長時間ページを読んだり、他ページも見ている(Googleのシステムが測っています)
  • 検索されたいキーワードを狙ってHPが作られている(大前提)

などが挙げられます。

これらはGoogleが明確に示しているわけではなく、あくまで「傾向」であり、安定して1ページめに表示させるには、「Googleに好まれるHPの作り方」をしなければなりません。
そして、この傾向はGoogleの仕様変更によりガラリと変わることがあります。その時々で適切な処置をしなければならないのです。

競合の少ないキーワードだと、公開した初日か翌日には検索の1ページめに来ることもありますが、一関でWebでの競争が本格化すると、なかなかすぐに上位表示させることは難しくなります。

上に書いた特徴1〜3は、HPを長期間運用して得られる評価であるため、早くにHPを構築して、定期的に情報更新することが大切なのです。
後発からの巻き返しは十分可能ではありますが、早いに越したことはありません。

「Googleアナリティクス」という計測ツールにより、データを蓄積・分析ができる

当社で制作したHPは「Googleアナリティクス」という計測ツールを入れ込みます。
何が計測できるかというと

  • どのページが何回見られたか
  • 閲覧者が何人いたか(新規かリピートか)
  • どんな端末で見られたか(主にPC/スマホ)
  • 閲覧者の属性(年齢・性別・居住地など)
  • どんなキーワードで検索されたか

などです。
上記のデータにより、「地域の閲覧者に求められる情報」が予測でき、新たなページ制作の参考となります。
言うまでもなく、公開間もないHPは閲覧データを得られないため、工夫の余地を見つけるまで時間がかかります

私たちの「自社サイト」運用方法

当社ベルキーファのHPですが、主に「一関 ホームページ制作」という言葉で検索されることを目指しています。
公開初月は30番目くらいの検索結果だったのですが、毎日のように順位計測を行い仮説をたて、TOPページの構成変更・文言調整を行ったり、ブログ記事を月に10本くらいアップした結果、5〜8番目を維持できるようになりました。
1ページめ表示の目標を果たせたので、いまは3位以内を維持できるように試行錯誤をしています。

その他、30個以上の検索キーワードで上位表示されるように日々更新を行っています。このブログ記事も、とあるキーワードで検索されたい目的で書いています。
目標キーワードは、月に5〜10個ほど増やして、ページ作成しています。「ロングテールキーワード」と呼ばれる、細かいキーワード対策です。
これは闇雲に設定しているわけではなく、データ分析と仮説に基づいて作成しています。

「よく検索され、よくクリックされるページ」にするためには、Googleアナリティクスによる閲覧者データの分析と、試行錯誤をするより方法がありません。
ですから、早めにHPを作って、情報量と閲覧データの蓄積することが重要になるのです。

まとめ

一関では、HPを作って検索の上位にもってくることは比較的容易な印象ですが、この状態がいつまでも続くことはありえません。
2-3年の近い将来、必ずWebマーケティングの波がやってくると確信しています。

今のうちにHPを作り、インターネット上で有利な状況を作り、検索の競争に備えておく必要があると私達は考えています。

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