小さな会社のHPづくりは、正しい順番で進めれば難しくありません。なぜなら、必要な決めごとは限られており、迷いを減らせば成果に直結するからです。たとえば目的と相手を先に固めるだけで構成は自然に決まります。だからこそ、今日から使えるロードマップで一気に形にしましょう。
目的を数字で決め、判断の軸を一本化する
最初に「このHPで何を達成するか」を数字で決めます。月3件の問い合わせ、採用エントリー月2件、来店予約週1件などです。
数字があると、トップの見出し文、写真の選び方、問い合わせ導線の濃さまで迷いが消えます。
逆に目的が曖昧だと、名刺代わりにも営業にもなりきれない中途半端なサイトになります。
私は打ち合わせの冒頭で必ず「半年後の理想の数字」を聞き、ページ構成に落とし込みます。
目的→測定→改善の循環を前提にすると、完成時点で「次に足すべき一歩」まで見えます。
誰に届けるかを一人に絞り、言葉を合わせる
「全部のお客様に向けて」は伝わりません。最も話しやすい理想客を一人に絞り、その人の年齢、地域、悩み、検索しそうな言葉をメモに落とします。
たとえば一関市で外壁塗装を探す40代なら、価格の目安、工期、騒音への不安が関心事。
写真は現場の清潔感、文章は安心感重視に。対象がはっきりするとキャッチコピーも決まります。
「地域密着で20年」より「一関の家を静かに早く仕上げる外壁塗装」。
読み手の生活に届く言い方へ言い換えると、同じ強みでも反応が大きく変わります。
伝える中身は「特徴→お客様の得」に翻訳する
自社の強みは機能や設備で語りがちですが、読み手は自分の得だけを探しています。
「最新機械導入」なら「仕上がりが均一で工期短縮」へ。
「自社施工」なら「中間コストがかからないから価格が分かりやすい」へ。
トップでは“約束”を一言で言い切り、サービスページで理由と実例を示し、最後は「こういう人に向いています」で締める。
これだけで読み手は“自分ごと化”できます。
言葉は装飾ではなく設計です。私は文章の下書き段階で「得は何か」を赤ペンで一本に絞ります。
構成は3ページを基本に、迷わない導線を敷く
小さな会社の初期構成は「トップ」「サービス紹介」「お問い合わせ」の3ページが軸です。
トップで誰に何を約束するかを明確にし、サービスページで流れ・料金の考え方・よくある質問を簡潔に。
問い合わせページはフォームだけでなく電話・LINE・メールも並列に。
ページを増やせば良いわけではありません。迷いを減らすのが目的です。
まずは3ページで“勝てる言葉と導線”を作り、必要に応じて事例や採用ページを足す。
段階的に広げる方がコストも成果も安定します。
写真は「明るさ・人柄・ビフォーアフター」を最優先
文章が良くても写真が暗いと信頼が半減します。
日中の自然光で明るく、背景を整え、人物は笑顔の半身。
現場や商品はビフォーアフターを1セットに。
作業の一瞬やお客様との笑顔が1枚あるだけで空気感が伝わります。
プロ撮影が難しければスマホで十分。明るさ補正とトリミングで見違えます。
写真は“証拠”です。言葉の裏づけとして配置し、サービスの流れに沿って順番に並べると、見た人の不安が自然に減り、問い合わせ前の離脱を抑えられます。
「Google検索で自分のHPがなるべく上に来る施策(SEO)」の基本だけ先に入れる
難しいことは後回しで大丈夫。
まずはページタイトルと大見出しに「地域名+サービス名」を入れる。
本文にはお客様が検索しそうな言葉を自然に盛り込む。
会社概要やアクセスなど“信頼を示す情報”を整える。
これで土台は十分です。さらにブログで事例や豆知識を重ねれば検索の露出が伸びます。
当社では、Googleに好まれつつ読み手に伝わる文章フレームを使った「刺さるブログ運用代行」で、無理なく継続できる発信を設計します。
行動を後押しする導線は「ページ内3回・段階別」
問い合わせは“最後に1つ”では足りません。
トップの上部・中段・下部にそれぞれ行動ボタンを配置。
サービスページにも小さめの相談ボタンを差し挟みます。
いきなりの問い合わせに不安がある人向けに「無料相談」「資料ダウンロード」「LINEで質問」の軽い一歩も用意。
フォームは必須項目を最小限にし、返信目安(本日中など)を明記。
さらに「よくある質問」で料金の考え方と対応エリアを先出しすると、押す理由が増え、率が伸びます。
スケジュールと役割を決め、先に“言葉”から作る
全体は4週で進めるのが目安です。
週1:目的・相手・約束の言語化。週2:原稿の下書きと写真準備。週3:デザインと導線の当て込み。週4:テスト公開と修正。
ここで重要なのは、デザインより先に言葉を固めること。
言葉が決まれば写真とレイアウトの迷いが激減します。
役割も分担します。あなたは想いと事例を話す。私は読み手目線に翻訳し、構成と導線を整える。
これで“止まらない制作”になります。
公開後30日の運用計画で“育つHP”にする
公開がゴールではありません。
公開後30日で最低3つのタスクを実行します。
事例記事を2本、よくある質問を3つ追加、写真を1枚差し替え。
小さな更新の積み重ねが信頼と検索評価を同時に押し上げます。
アクセスは月次で簡単に振り返り、「見られているのに押されない箇所」を直す。
ここで初めてページ追加を検討します。
無理なく続ける設計を先に作る。これが小さな会社の勝ち筋です。
よくある質問
Q1. 予算が限られています。最小構成でも成果は出ますか。
→3ページ構成でも十分可能です。言葉と導線を先に整えれば、問い合わせ率は大きく変わります。
Q2. ブログを書く時間がありません。どうすれば。
→短文でも効果があります。難しければ当社の「刺さるブログ運用代行」で、ヒアリングから記事化まで丸ごと伴走します。
Q3. すでに古いHPがあります。作り直すべきでしょうか。
→アクセスや問い合わせが伸びていなければ、リニューアルをおすすめします。写真・言葉・導線の3点改善だけでも体感が変わります。
まとめ:小さく始め、言葉で磨き、ブログで育てる
ブログは「Google検索で自分のHPがなるべく上に来る施策(SEO)」と相性が良く、事例や知恵を重ねるほど新しい見込み客に届きます。
逆にブログがないと情報が古いまま固定され、検索順位が下がり、比較段階で選ばれにくくなります。
当社なら、読み手に刺さる言葉設計と導線づくり、そしてGoogleに好まれつつ伝わりやすいフレームによる「刺さるブログ運用代行」で、無理なく成果につなげる道筋をご提案できます。
既存のHPがある方は要点のリニューアルから、これから作る方はこのロードマップ通りに小さく始めて、一緒に育てていきましょう。


