Column目黒のWeb制作コラム

失敗しない法律事務所(弁護士事務所)ホームページの作り方

はじめに

当社では過去に1件だけ、法律事務所のホームページ作成経験があります。
残念ながら現在は、保守契約のある法律事務所さんはないのですが、当時作ったときのことを思い出しながら、法律事務所ホームページで上手にWeb集客するポイントをご紹介します。

得意分野を明確にする

弁護士への相談が初めての方でも、弁護士さんはそれぞれ「得意分野」を持っていることを知っています。自分が相談したい分野を得意とされている弁護士さんに相談したい、と思うのは当然のことです。
ぜひその分野をホームページ上で明らかにしましょう。

単純に「当事務所は○○の分野を得意としています」と、箇条書きするだけでは全く意味がありません

過去に扱った事例を、1件に付き1ページ、掲載できる範囲で公開しましょう。

例えば、交通事故であれば

・低かった保険会社の等級認定が○まで認められた
・難航していた交渉を弁護士に依頼することで、賠償金・示談金が○円増額した

など、依頼者さんの主訴と交渉経緯を含めて掲載するのがポイントです。

「これは私と同じケースだ」と共感を持ってもらうことが大切です。それが安心感に変わります。
最低10ページくらいは必要だと思います。徐々にページを増やしてゆくのが理想です。

依頼者の声

弁護士さんが関与したことでことがうまく運べた場合、依頼者さんはこの上なく感謝の気持ちが芽生える様子です。私が以前に作成していた法律事務所の様子を伺っていると、それが伝わってまいりました。

交渉事が終わった際には、依頼者様にアンケートを渡して、感想を書いてもらい、それをHPで公開されることをおすすめします。
大切なのは、アンケート用紙をスキャンしてをそのまま掲載するだけでなく、同じ文章を打ち込んで併記することです。

交通事故の例

交通事故について、自分自身で保険会社の担当者と交渉していたが、まったく話がすすまず○○法律事務所さんへ依頼しました。納得できる賠償額を得ることができてとても感謝しています。

こうすることで「交通事故」「保険会社」「交渉」「賠償額」の言葉で、検索されやすくなりますので、感想文の書き方もキーワードを含めるように誘導することが大切です。
アンケート用紙の書式の作り方に工夫が必要です。

これは、交通事故に限らず、どんな分野の相談でも同様です。

法律コラム

当社のホームページもそうですが、この「コラム」の目的はもちろん客層へのアプローチです。
検索されることによって、当社にホームページ制作を依頼してくだされば、と願って書いています。

例えば法律事務所であったら
・交通事故の慰謝料請求で、弁護士に依頼する利点
・離婚問題の交渉で、弁護士に依頼する利点
というふうに、扱われている内容ごとに、コラムを書かれることをおすすめします。

そして必ず、モデルケースごとの弁護士報酬費用を掲載することです。
もちろん、相談者さんの内容によって最終的な報酬額は異なるでしょうから、一概に費用を掲載することに躊躇される方もいらっしゃるかと思います。

しかし相談者さん側も、内容によっては金額が変動することは百も承知で、ひとまずはなんでも良いので「目安となる費用」を知りたい心理が働きます。
費用を掲載することで、安心感を与えることが出来ます。
当社でもホームページ制作料金を明記しているのはそのような理由です。費用は「案件次第」です。

ホームページで弁護士を探されている方は、「初めて弁護士さんへ相談する」という方がほとんどです。知っている弁護士がいれば、まずはそこへ相談するはずだからです。

街のお医者さんと同じくらい、気軽に相談できる存在になるためには、まずはご自身からほんの少しだけ扉を開けておくようにしましょう。
ホームページの作り方次第で、それは簡単に実現できます。

企業法務

残念ながら、当社では企業法務を専門にされた法律事務所ホームページは作成したことがありませんが、考え方は「個人向け」と同じです。

ポイントは、やはりケースごとの経緯をブログ形式で発信することだと思います。
例えば、
・契約・取引法務にて、取り扱った業種を紹介する。
・国際法務であれば、対象の国名を明記する
などが大切です。

単純に「国際法務 対応しています」という箇条書きよりも、「韓国の国際法務を取り扱ったコラム」では、閲覧者への訴求力が段違いで違うのはご想像頂けると思います。

また、コラムを書くことの副産物なのですが、「こんな言葉でも検索されるのか」と、意外な気付きが得られます。
HP閲覧の分析ツールにて、検索キーワードなどがわかります。検索回数の多いキーワードを見つけて、さらにコラムを書き集客する、という循環が生まれます。

ホームページを見ただけで、いきなり「顧問契約お願いします」とはなりません
HP上で情報を積み重ねることで、その可能性が少しずつ溜まってゆくのです。

分野ごとのホームページ作成は不要

一時期、弁護士業界で大流行したのが「専門サイト」の作成です。
債務整理や離婚、交通事故など、分野に特化したホームページを作ることで、SEO的に有利になっていた時期があったのです。2010〜2015年くらいの話です。

それも今は昔、同一事業者がHPを乱立しても、SEO的な効果はほとんど得られなくなりました。マイナスになることはありませんが、HP維持費を考えると、主となるHPに一点集中したほうが良いです。

まとめ

ここでは主に「法律事務所に馴染みのない方へのアプローチ方法」をご紹介しました。
人は初めて扉を叩くことに対して、漠然とした不安を覚えるものです。

ただでさえ問題を抱えている方です。弁護士事務所の扉を叩くことにすら不安を感じています。
費用や解決モデルケース、はたまた弁護士さんの人柄がわかるようなHPにすることで、不安感から「解決までの道のりを想像させる」のが法律事務所(弁護士事務所)ホームページの役割であると、私たちは考えています。

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