Column目黒のWeb制作コラム

【実はデメリットだらけ?】Webサイトを自社で更新できるようにすること(CMS化)のメリットを考える。

はじめに

「htmlやcssのことはよくわからないけれど、Webサイトを自社で更新できるようにしたい」というご希望はとても多いです。

・文字を直すなど、簡単な修正なら自社でやったほうが圧倒的に早い
・修正費用がかからない
・自社で修正すると、スタッフが自社サイトに向き合う体制を作りやすい

など、メリットは様々かと思います。

しかし、当社では下記の理由により、CMS化はおすすめしておりません。
お客様にとってそのメリットが最大限に活用されづらいと考えているためです。
(社内にWebサイト更新が得意なスタッフがいるなど、技術的な問題をクリアしている場合は除きます)

初期制作の工数がかかる

当社における、CMS化の流れは下記のとおりです。一般的な企業サイトの場合は、WordPressを使います。

(1)まずはプレーンなhtmlとcssでWebサイトを作る
(2)その後に全コンテンツをCMSに入れ込む
(3)動作検証
(4)必要に応じてマニュアル等の作成

という流れになり、(2)以降の工数が「純増」します。
※(1)のみでWebサイトとして納品可能な状態になるためです。

(1)までの工数が10だとすると、
(2)以降の工数は5〜8程度でしょうか。

実に1.5倍以上の工数になります。

お客様が更新された場合、デザイン性の維持が難しい

たとえ、文章を追加するだけであっても、見た目を維持することは非常に難しいです。
一応、私たちのような専門家が見た目を整えながら作成したページ内に、まるでWord文書が挿入されたような感じになるため、一気にチープさが増します。

編集システムが関与することで、サイトの自由度が極端に低下する

全ページ、システム的に雛形化されてしまうため、
「この部分に、こういう表示を入れたい」
「このページに限り、こういう仕組みを入れたい」といった、プレーンHTMLサイトでは簡単に対応できることが、出来なくなることが多いです。

お客様にとって編集等が意外と煩雑なため、放置される様になる

私たちはhtmlやcms操作に慣れているので、いまいち実感がしづらいのですが、お客様にとって、編集作業が想像以上に面倒なのだと思います。
ところどころ、Word挿入されてチープな見た目になった挙げ句、編集が面倒で放置されたWebサイトになることがほとんどです。

保守・運用が制作会社に戻った場合でも、CMS化が大きな足かせになる

「大変だからやっぱり修正もお願いできますか」となるのは良いとして、Webサイト保守・修正においても、CMS化による工数増が発生しますので、その費用が割高になります。時間もかかります。
つまり、お客様にとっても私たちにとっても、精神衛生上あまり良いとは言えない状態になります。

まとめ

CMS化は、お客様にとって得が多いと思われがちですが、上記のようなリスクが伴います。

CMSに向いているのは
・ECサイト
・不動産情報などのポータルサイト
・支店等が数百以上もあるような業務形態のお客様
・図鑑・名鑑的なWebサイト

など、超画一化された情報を無数に出したい場合のみ、と私たちは考えています。
もっともお客様にとっては、体験してみないと分からないことばかりですので、弊社では事前に上記のご説明をしてから、CMS化をご検討されるようおすすめしています。

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